実際のテストドライブ編
快適な運転にもっとも重要なのは遠方視。
それならばと、テストドライブ1回目は
”遠方視力完全補正で
製作した遠方専用メガネ”
抜群の視野とシャープな見え具合!これぞ運転用メガネと十分に感じさせてくれます。
がしかし、遠方からカーナビゲーションはもちろんのことスピードメーターに視線移動をした時に焦点が合うまでの時間が怖いほど長い。
ピントが合うまでの時間は前方から視線を外しているわけですから車内の情報量が多い現代のクルマのドライブには残念ながら不向きと言わざるを得ません。
(眼鏡使用の必要が無いドライバーは大丈夫なのか?という事案は最終話でご紹介します。)
そして次のテストドライブは、
”視線移動のタイムラグを
解消する遠近両用メガネ”
当たり前ですが、遠方もカーナビもメーターにもピントが合うので快適です。
遠近両用と呼ばれているレンズですが、正確には累進焦点レンズ。
わかりやすく説明すると境目が無く、遠・中・近となだらかに度数が変化する設計です。
名前のとおり遠方はもちろん中間距離にもピントの合うエリアがあり、その部分でカーナビ、その下の近の部分でスマートホン画面が見えるようになります。
第一話でお話いたしましたように遠中近の比率はおおよそ50:20:30となりますので遠方視野重視で中間と近距離はおまけと考えてもよいかと思います。
運転用ですから遠方視を極限まで見えるように遠方必要度数は弱めることなく完全補正値の度数に決定し、手元を見やすくするために加入度と呼ばれる手元のアシスト度数もしっかりと加えたレンズで製作しました。
さぁ、結果は如何に…
テストしている私は普段に遠近両用レンズを使用しておりますのでテストドライブも問題なく対応できました。
免許更新に必要な視力は十分に確保され普通に運転するには遠くも見えるしカーナビもスマホのチェックも出来てとっても優秀です。
メガネとしては全く不満は無いはずなのですが、運転を快適にするべきメガネとしては何かが違う。
その違和感を解消させるべく、
遠方視のシャープ感を謳う遠近両用レンズの設計に変えて試したり、
最新の設計レンズを試したり、
普通に運転するのは十分なメガネたちでしたが、ドライブが楽しいメガネではありませんでした。
それは、視界が
シャープではない…
シビアに見ようとするとピントの甘さを感じるのです。
運転が楽しくて仕方がなかった若かりし頃の視界と比べると、一生懸命見ないと見えていないようなストレス。
今回、テストドライブを繰り返す中で この感覚が運転の楽しさに影響していると強く感じます。
50才を過ぎると調節力が減退しますので加入度と呼ばれる手元を見る時のアシスト度数も強くなり、側方視野の滲みが増えやカーナビ画面のピントもタイトな状況になります。
遠近両用メガネで遠くも近くもしっかりと見えるようにするとすべての距離(視野)にシワ寄せがきてしまうのです。
さぁ どうする!?
運転専用の度数調整と
運転姿勢優先のレンズ設計を融合した
チューニングレンズ
