既成概念の撤廃編
ドライブメガネに必須なシャープな遠方視野に優れた遠方専用メガネは、コクピットの情報確認がしにくいので不向き。
手元も見える利便性で優る遠近両用メガネは、シャープな見え具合では遠方専用メガネには敵わない。
行き詰ってしまった遠近両用メガネ…
では、遠近両用レンズの遠方視をシャープにすることは不可能なのか?
その方法を列挙しましょう。
- 1)遠方度数を弱めずに設定する。
(ドライブ用ですから当たり前ですよね。) - 2)手元を見やすくするアシスト度数を弱めに設定する。
(レンズの特性上アシスト度数を弱めにすることで横方向の歪みが激減します。) - 3)周辺の歪みを抑えることができるレンズ設計を使う。
(日進月歩な遠近両用レンズですので最新の設計は間違いなく使いやすい。) - 4)遠方視のアイポイントから手元のアイポイントまでの距離を長めの設計を使う。
(累進帯と呼ばれる距離を長くすると歪みが少ない見え方になります。) - 5)通常の視力測定だけでなく両眼視検査も行い快適度数を決定する。
(右目と左目と両方の目でピントが合うことも大事な事ですのでカニヤでは両眼視検査や眼位検査を行います。) - 6)視野の広いフレームデザインを選ぶ
以上の内容が大事な事は眼鏡屋として熟知しています。
あらためて すべての要件を満たす運転用メガネを作成いたしました!
結果、納得がいきません…。
ココからが、運転大好きな眼鏡屋の私と、負けず劣らず運転が好きな某レンズメーカー勤務の友人とのチャレンジでした。
全ての方法を洗い直し、今までの常識的な調整からは非常識と思える新しい考え方にトライしました。
・ 遠方度数は遠近両用レンズ特性を考慮した独自の度数数値に設定。
・ スマートフォン等の近距離視野を大胆に除外し、メーターとカーナビゲーションの中間距離のみをアシストする方法に切り替え。
・ 遠方視と中間視に重点を置くことにより常識とは逆にシャープな視線移動が可能なショートタイプ設計を採用。
・ 通常の視力測定だけでなく両眼視検査も行い快適度数を決定。
・ サイズの大きなメガネで得る広い視野ではなく、ソリ角を伴う形状による歪みの少ない有効視野を確保可能なフレームデザイン選択。
その仕上がり具合は…
自分で評価するのもおこがましいですが、
合格です!💮
10組以上のメガネを繰り返しテストし、ついに納得がいく運転専用メガネに到達いたしました。
最終的な答えは、
まさに、コーリンチャップマンの教えのような結論にたどり着いたのです。
友人も私も長く眼鏡に携わる間に「メガネとは何か?」ということに対し完璧を追求することは当たり前になっておりました。
もちろん、一般的なメガネに対しては完璧を追求することは大事な事ですが、今回のドライビングメガネは運転に必要な物だけを装備し身軽にすることで得られるものだったのです。
ということで、
カニヤ・ドライブチューンメガネは…
スマートフォンの画面は、 快適に見えません!
その代わりに、
極上の運転視野を
提供します。
そして、結末へ…
運転専用の度数調整と
運転姿勢優先のレンズ設計を融合した
チューニングレンズ
