実印・銀行印・認印の使いわけ


重要書類には印鑑登録証明が必要

印鑑証明とは、必要書類に捺印されたものが間違いなく本人の
ものであるかを確かめること、さらに本人が必要書類の作成者
であるかを確かめるもので、主に不動産の登記事務や公正証書
の作成には印鑑証明が義務づけられており、重要な書類の作製
には切っても切れないものです。            



印鑑登録するには

1.その市町村に居住していること。(住民基本台帳に登録)
2.登録の申請は直接本人が印章と身分を証明出来るものを
持参してすること              

..
(本人が病気その他の理由で自ら出来ない時は、理由を
 
..証明する書類と委任状を出せば代理人でも申請出来る)

次のような印章は登録できません

1.印影が不鮮明などで照合が困難なもの       

2.ゴム印その他印形の変形しやすい物        

3.合成樹脂製など熱・薬品などによって変形しやすいもの
4.機械彫刻や同一原版などによって量産された同型印 

(注) 都道府県条例により異なる場合があります     

印章の種類 特 徴 用 途
実 印 現在居住する市区町村役場に印鑑
登録しておき、必要の際に印鑑登
録証明をとることのできる印章で
す。本人自体の象徴として生涯を
ともにする最も大切な印章です。

  • 公正証書の作成・金銭その他貸借証書・契約書
  • 不動産取り引き
  • 遺産相続
  • 法人の発起人となるとき
  • 官公庁での諸手続・恩給・供託
  • 自動車や電話の取り引き
  • 保険金や補償金の受領
銀行印 預貯金の出し入れや、小切手など
に使用します。実印や認印を預貯
金用に併用している場合がありま
すが、区別して専用の印章を使い
たいものです。       

  • 銀行その他の金融機関での預貯金口座開設、預貯金の引き出しなど
認 印 日常生活で一番使用頻度の高い印
章ですが、認印といえども捺印す
ると実印と同じ責任が伴います。
捺印するときは、よく事柄を確認
して慎重にするように心がけたい
ものです。         

  • 家庭で                     書留その他配送品の受領
  • 職場で                     給料の受領・各種書類・伝票


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